「生成AI」vs「好きを言語化する技術」

生成AI

生成AIで作成された文章が急増しました。

背景としては、

  1. SNSの利用が急速に発展した
  2. 個々人の意見・感想の影響力が増した
  3. 生成AIにより文章作成が容易になり、発信量が激増した

この結果、同じような情報が大量に発信されるため、差別化・オリジナリティがより重要になり、言語化や自分だけの言葉で語る技術の重要性が増したと思われます。

ただ、言語化は学校で訓練してきておらず、新たに学び直さないといけないのですが、その課題を解決する動画を見つけました。

三宅香帆著『「好き」を言語化する技術』 (学識サロン)

ちなみに「学識サロン」は、4年前からよく見ている本の要約動画チャンネルで、ここのYouTube動画を見て買った本は、なんと25冊です。
それくらい影響を受けていて、大好きな喜多川 泰先生の本も学識サロンで知りました(大変感謝しております!)。

学識サロンはテンポが良く、最初に「これが学べる」、最後に「まとめ」があり、VideoScribeで作られたホワイトボードアニメーションの効果もあって非常にわかりやすいので、今もずっと見ています。

『「好き」を言語化する技術』の要約動画から学んだこと

①どのように自分の言葉をつくっていけばいいのか?

  1. よかった箇所の具体例をあげる ⇒ 細分化
  2. 感情を言語化する ⇒ 感情を深堀りして具体例と結び付ける
  3. 忘れないようにメモする ⇒ 自分のためにその場で書く

②誰かに伝える場合に大事なこと

  • 読者を決める
  • 伝えたいポイントを決める
  • これだけ伝わればいいというポイントを1つに絞る

③どんな文章でも「書いた後に修正すること」

最初に書いた文章は、自分が言いたいことが先行してしまい、相手にとってわかりにくいことがあるため、一晩寝かすしてとよい。
順番を変えたほうがわかりやすい、この部分はいらないと気づく。

今の段階で実践することを一つに絞りました。それがこれです。

‼️一番伝えたいことが伝わっているか、書いた後に修正する‼️

ただ、実はちょっとモヤモヤしています。

私のスタイルは

「いまできることをやる。
 ただし、やりながら次にどうつなげるかを考える。」

なので、上記のやり方は間違っていませんが、①の「自分の言葉を作っていく」の部分が、まだ自分の中で内容を消化しきれておらず、もう少し三宅香帆さんが書かれている内容を理解したいと思いました。

少し調べると、私がよく見ているPIVOTにも出演されていました。

PIVOTの動画(前編)で印象に残ったこと❗

年間で365冊の本を読み、「活字を読んでいないと落ち着かない」、「疲れを取るために本を読んでいる」と語る三宅さん。

タイトル、書き出し、話し始め
いかにキャッチ―さを出せるかが大事

だそうで、そのためには

①「自分だけの言葉」を語るコツ
②言語化 = 細分化である
③他人に読んでもらえるオリジナルな感想

を挙げられ、ホワイトボードに「GOAL:すごい!! 以上の言語化」と何気なく書き込まれていました。

私は、会議のファシリテーションで必ず会議のゴール設定しますが、「GOAL:すごい!! 以上の言語化」は、無理がなく、明確で、皆さんの認識齟齬が発生しにくいゴール設定です。それをさらっと書いたので、思わず、

「この人、すごい!!」

と思ってしまいました。

PIVOTの動画でわかりやすかったこと❗

「頭のいい人が話す前に考えていること」のまえがきを、具体例と改悪例で説明していたので、

みんなが言いそうなことを避けて
自分だけの言葉を語ると伝わり度合いが全然違ってくる

の部分が、スッと腹落ちしました。

方程式で言うと、
ありきたりな表現にしない > 自分だけの言葉で語る
だと感じました。

「自分だけの言葉で語る」を重視しすぎると、狙いすぎて「この人って…」と思われそうで嫌だなと思っていましたが、ありきたりな表現になっていたら、細分化して考え直すであればできそうです。

【スラムダンク安西先生の言語化スキル】言語化=細分化である/ポジティブな感想は共感か驚きで分ける/書き出しで他人の興味を惹きつける方法【COMMUNICATION SKILL SET】(PIVOT)

PIVOTの動画(後編)で印象に残ったこと❗

細分化 = 言語化 である
具体的に細かいことを書くことにフォーカス

で、フォーカス先の具体例を挙げられていたため、
下記の内容のスクショを撮って、テキスト化しようとCopilotに

「何が書いてあるか教えて」

と聞くと、

フィクション (小説・映画・漫画・舞台)

  • 好きな/好きじゃないキャラクター
  • 印象に残ったセリフ
  • 心に残っている場面、びっくりした展開
  • 結局最後までよくわからなかった心情

イベント (ライブ・ショー)

  • 自分に響いた歌詞
  • よかった場面/曲
  • 舞台装置で気に入った点
  • グッときた人、衣装

人 (アイドル・ミュージシャン・芸人)

  • 自分がなるほどと思った言動
  • 好きになったきっかけ
  • 今までいいと思った現場
  • 好きな髪型/服装

と、テキスト化してくれただけでなく、以下の解説文が付いてきました。

これらは、さまざまなカテゴリーにわたるお気に入りの要素や記憶に残る瞬間を振り返るためのトピックです。具体的な感想やエピソードを考えるためのガイドラインとして使えるかもしれません。どう思いますか?

おい、Copilot、既に「好きを言語化する技術」を学習済みか?😮

「好きを言語化する技術」=「生成AIと対話する技術」になるんじゃないかと思うような回答で驚きです。
そのうち、AIが「どの部分に感動したか教えてください。Aですか?Bですか?それともCですか?」と深堀りの支援までしてくれそうです。

動画の内容に戻ると、細分化した後に、共感か驚きかで分けて考えるほうがいいそうです。

共感・驚き どちらなのか?

「共感」既に自分が知っている体験/好みと似ている
「驚き」今までに見たことのない意外性

「共感」の場合:自分の体験との共通点/好きなものとの共通点
「驚き」の場合:どこが新しいと感じるのか

なるほど。
以下に、自分の行動に落とし込んだ内容をまとめます。

‼️一番伝えたいことが伝わっているか、書いた後に修正する‼️
その修正時に
‼️ありきたりな表現になっていないかをチェックする‼️
ありきたりな表現になっていた場合は、
‼️感じたことを共感か驚きに分けて、具体的に細かく書く‼️

更に本を読み返しながら訓練していくと、より細分化した文章を書けそうです。

今回はとても勉強になりました、感謝!

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